2019-12

制度関連

マイナンバーカード活用策「在留カード」と一体化へ

政府が進めるマイナンバーカード活用策の概要が明らかとなった。 在留カードの代わりに利用できるよう、早ければ2020年の通常国会に出入国管理・難民認定法など関連法の改正案を提出するとし、その他、教員免許状や運転経歴証明書との一体化も進...
パート・アルバイト関連

70歳までの就業機会確保、75歳への年金受給開始年齢の引上げ

上記の中間報告によると、現在の65歳までの雇用義務を70歳までの就労機会確保の努力義務とするため、自社雇用だけでなく、他企業への再就職支援、フリーランスや起業した社員との業務委託契約、勤め先が出資するNPOへの参加などの選択肢を加える。 ...
高齢者・障がい者関連

一定以上の所得がある75歳以上の医療費2割

政府の全世代型社会保障改革検討会議は、中間報告をまとめた。 75歳以上の病院での窓口負担は現在、原則1割で現役並み所得者は3割のところ、改革後は現役並みの所得がなくても一定以上の所得があれば2割とする。 そのほか、紹介状のない...
制度関連

介護休暇の1時間単位での取得が可能に

厚生労働省は、育児・介護休業法の施行規則を見直す。家族の介護や子どもの看護をするために取得できる介護休暇について、現在は半日単位で取得できるが、2021年1月から1時間単位で取得できるように制度を改正する。
厚生年金・国民年金関連

国民年金・厚生年金の積立金統合を検討

厚生労働省は、来年の通常国会に提出する年金改革法の成立後、国民年金と厚生年金の積立金統合について具体的な検討を始める。 2025年の法案提出を目指す。それぞれの保険料や支給の仕組みは変えず、現在は別々の財政管理となっている積立金を統...
裁判所判決関連

性同一性障害の職員に対するトイレ使用制限に違法判決

性同一性障害である経済産業省職員が、女性トイレの使用を制限される差別を受けたなどとして、国に損害賠償などを求めた訴訟について、東京地裁は12日、「国民の意識や社会の変化に照らせば、自ら認識する性別に即して生活する重要な法的利益の制約は正当...
制度関連

確定拠出年金(DC)制度拡充へ

政府・与党は、確定拠出型年金(DC)制度を拡充する。具体的には、個人型の「iDeCo(イデコ)」の加入期間や加入対象者を拡大するほか、企業型DCとの併用をしやすくする。来年度の税制改正大綱に盛り込む方針。
就職・離職関連

「内定辞退率」利用企業に行政指導

就職情報サイト「リクナビ」の「内定辞退率」販売問題で、政府の個人情報保護委員会は、この予測を利用していた37社にも行政指導を出した。 就活生の説明不足などの問題があったと判断した。サイトを運営するリクルートキャリアには、2度目の是正...
経団連関連

経団連 春闘の骨子案公表

経団連が来年1月に公表する春闘の指針「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」の骨子案が明らかになった。 賃上げについては、多様な待遇改善を検討するように求めた。今回手厚く盛り込まれたのが、「エンゲージメント」に関するもので、研修...
パート・アルバイト関連

パートの厚生年金、2段階に分けて拡大へ

政府・与党は26日、厚生年金の短時間労働者への適用について、 適用対象企業を従来の従業員数501人以上から、(1)2020年10月に「101人以上」、(2)2024年10月に「51人以上」と2段階で広げる方向で調整に入った。 新たに65万...