2021-11

労災関連

コロナ労災 保険料増額せず

厚生労働省は、新型コロナウイルスによる労災について、本来なら増額する事業者の労災保険料について、コロナ労災分は除外し、増額しない特例を講じることを決めた。 2022年度の労災保険率は18~20年度が算定対象期間となる。 20年...
厚生労働省

雇用保険の追加財源2.2兆円

厚生労働省は今年度の補正予算案に、雇用保険の追加財源として約2.2兆円を計上する方向で調整する。 コロナ禍に伴って雇用調整助成金の支出が膨らみ、財源が急減したことに対処するもの。
就職・離職関連

来春卒の大学生内定率71.2%

文部科学省、厚生労働両省の調査によれば、10月1日現在の来春卒業予定の大学生の就職内定率が71.2%となり、前年同期を1.4ポイント上回り、2年ぶりに70%台を回復したことがわかった。
制度関連

求職者支援制度の要件を緩和

厚生労働省は、給付金をもらいながら職業訓練を受ける「求職者支援制度」の対象要件を緩和する方針を決めた。 給付金を受けるための要件である世帯収入(月25万円以下)を月40万円以下に緩める。 政府が19日に決定する経済対策に制度の...
外国人

特定技能2号の拡大検討

在留資格「特定技能」のうち長期在留、家族帯同が可能な「2号」について、政府が現在の2分野から飲食料品製造業や農業など11分野にも拡大する方向で検討していることがわかった。 22年3月に正式決定して省令や告示を改定することを想定してい...
厚生労働省

雇調金 確認厳格化

厚生労働省は、雇用調整助成金について、来年1月から確認を厳格化する方針を決定。 これまで初回申請時だけだった業績悪化を証明する書類の提出を2回目以降も求めるとする。 厚労省の審議会などが、業績が回復して要件を満たさなくなった企...
制度関連

非正規労働者10万人に転職支援

政府は新型コロナウイルスの影響を受ける非正規労働者ら10万人を対象に、求人の多い分野への転職を支援する。 派遣会社で国が費用を負担する研修を受けて、派遣会社派遣先で試験的に働いてもらい、ITなど成長分野への就職を促す。 政府が...
労災関連

新型コロナで労災認定 感染者の1%

新型コロナウイルス感染に伴う労災認定件数は、感染者総数の1%弱であることが厚生労働省のまとめでわかった。 申請件数は9月末時点で1万8,637件、このうち認定されたのは1万4,834件。 77%が医療従事者で、一般企業からの申...
厚生労働省

来春卒業予定の高校生 就職内定率62%

厚労省の調査によれば、来春卒業予定の就職希望高校生の内定率が、9月末現在で62.0%だったことがわかった。 これはコロナ禍前の2019年より2割減った前年と同水準。 求職者数も約13万8,000人で、前年に続いて減った。
制度関連

保育士・介護職 3%賃上げ

政府は介護職員や保育士の収入引上げを行う方針を固めた。 19日に決定する経済対策に盛り込まれる。 引上げ幅は現行月収の3%程度にする。 看護師、幼稚園教諭も賃上げ額を調整する。 そのほか、政府調達の見直しも追加され...