今年度の最低賃金改定額 全国平均は31円増の961円

厚生労働省は23日、各都道府県の地方最低賃金審議会がまとめた22年度の地域別最低賃金(時給)の改定額を発表した。

各地の引上げ幅は30~33円。

全国平均は961円で、21年度からの上昇率(3.3%)、引上げ幅(31円)ともに過去最大となった。

また、地方を中心に22道県で中央最低賃金審議会が示した目安額を超える改定となり、最高額と最低額の地域格差は2円縮まった。

改定後の最低賃金は、10月1日から順次発効される予定。