実質賃金3.8%減 物価の高騰に賃金の伸び追いつかず

厚生労働省は6日、22年11月の毎月勤労統計調査(速報)を発表。

労働者1人当たりの平均賃金を示す現金給与総額(名目賃金)は28万3,895円(前年同月比0.5%増)となり、11カ月連続の上昇となったが、物価変動を反映した実質賃金は同3.8%減となり、8カ月連続のマイナスとなったことがわかった。