SOGIハラでうつ病発症、労災認定

出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダーの40代女性(戸籍上は男性)が、勤務先で性的指向・性自認への差別的な言動や嫌がらせを意味する「SOGI(ソジ)ハラスメント」を受け、うつ病を発症したとして労災請求をした件で、神奈川県内の労働基準監督署が労災認定したことを、女性が加入する労働組合が明らかにした。
女性の代理人弁護士は、ハラスメントのみを理由とした労災認定は極めてまれである、と指摘している。