働く女性の自殺が増加

政府は、「2021年版 自殺対策白書」を閣議決定した。

2020年の自殺者数は、全国で21,081人と前年より912人増加した。自殺者の増加は11年ぶりで、男性は0.2%減少したものの、女性は15.4%増で統計開始以降、2番目に高い伸び率だった。

特に、働く女性の自殺者は、過去5年の平均値と比べ28%増えている。

働く女性の年代別では、29歳以下が6割増で、30~40歳代は約2割の増、職業別では、事務職や販売店員、医療・保険従事者の増加が目立った。